山とカメラと私
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■ 【奥秩父】 山火事に見舞われた棚横手山の姿
2017年 04月 20日 |
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JR中央本線沿線は登山で多くの人が賑わうエリアである。
特に高尾駅から大月駅までの東京近郊区間にお手軽ハイキングが可能な山が集中する。
また大月駅から先、初狩駅・笹子駅も駅から登山が可能で、私も何回か利用している。
今回は笹子雁ヶ腹摺山に登山した以来、笹子トンネルより先の区間へ踏み出した。

JR中央本線勝沼ぶどう郷駅で下車した、棚横手山甲州高尾山を登山レポート。
棚横手山は幾度と山火事に見舞われた山域であり、直近では平成21年に90ヘクタールを焼く。
現在も植樹等で山肌の回復を図っているが、痛々しい姿を目にすることとなる。
それと同時に富士山の眺望が美しくなり、登山客が増加するというプラスの事態も引き起こす。
そんなかわいそうな山肌をした棚横手山に登ってきた。





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平日朝ラッシュ時間帯のJR中央本線新宿駅はとても混雑。
特急ホームに停車中の列車は、午前7時00分発の“特急スーパーあずさ1号松本行”
E351系特急型電車も現在試運転中の“E353系特急型電車”で置き換えが予定されています。
そんな事はどうでもよく、非常に混雑する列車なので指定席券を確保するか、自由席を予め並んでおきましょう。
自由席車両は中程の3両しかありません…当然、八王子駅を出る頃には立ち客がいましたよ。

特急スーパーあずさ1号に乗車して、山梨県大月市の大月駅を目指します。
大月駅では駅前のコンビニに寄る程度の待ち時間があって、各駅停車で勝沼ぶどう郷駅に向かいます。

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富士急行線との接続駅でもあるJR中央本線大月駅
“大月さくら祭り”が開催されているようですが、会場は以前登山で訪れた岩殿山(標高634m)
確かに中腹の丸山(標高444m)の広場には、多くの桜の木があった覚えがあります。
真木お伊勢山(標高600m)大月市秀麗富嶽十二景に選定されている山のひとつですね。
岩殿山に登った際、稚児落しから浅利集落に下りて駅に向かいましたが、その先に向かうとあるようです。

大月駅から乗車するJR中央本線各駅停車小淵沢行は、ガラガラで余裕で座れます。
初狩駅・笹子駅・甲斐大和駅…登山で利用した駅ばかり。高川山滝子山本社ヶ丸笹子雁ヶ腹摺山など…
今回はさらに1駅進んで“勝沼ぶどう郷駅”という、美味しそうな名前の駅。

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JR中央本線勝沼ぶどう郷駅からは、タクシーを利用して大瀧不動尊までやってきた。
林道をひた走ったタクシーだが、途中で害獣避けの電気柵を開いて登ってきた。
冬季閉鎖のトイレのついた無人の大瀧不動尊、ガタガタな門をくぐって登山を開始する。


本堂方面に向かうと右側に遊歩道(登山道)があるので、そちらへ進む。
整備はされているが少し廃れているので、足元には十分に注意する必要がある。
ちなみに今回登る「棚横手山」「甲州高尾山」の山頂付近には林道(冬季通行止)が走っている。
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林道菱山深沢線がそれであるが、今回の登山ではよく林道を見かけることとなる。
早速登山道というか林道を歩くことになるが、富士見台という展望台に立ち寄ってみる。
祠のある展望台からは、甲府盆地と奥に南アルプスの姿が見られる。
少し樹木に隠れてしまっているので、残念な気分になるが小休憩には丁度良い。

富士見台から先も林道を歩くが、途中で登山道に入ると稜線へ続く道となる。
登りは然程長くなく、まもなくして稜線だろう姿が見えてくると目の前には富士山が現れる。
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稜線上にある…右折は甲州高尾山富士見台方面、左折は棚横手山方面のT字路に到着。
目の前に現れた富士山の姿に…同行者は走り出したか走らされたか…富士山とのショット★★★
大自然の中で人間は小さい存在だ、そんな言葉がピッタリです(笑)

さて、棚横手山までは斜面を直行する登山道ですが…
上の写真でもわかりますが、この山域は幾度となく山火事に見舞われている。
焦げた木、荒れた山肌…最後の山火事はもう何年も前ですが、自然の回復は遅い。
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林道を1回横切って再度山頂へ向かう登山道に入ります。
稜線を登る細い登山道ですが、このように無残な姿になっている。
しかし、これが眺望を生んで登山者が多く訪れる山になったことも否めない。

平成9年3月に375㌶を焼失する山火事が発生。
東京ドーム約80個分に相当する面積の山林を焼いてしまった20年前。
さらに平成19年と平成21年にも約100㌶を焼く火事が発生している。
火の始末には十分に注意してもらいたい。
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午前中に無事、棚横手山(標高1306m)の山頂に到着しました。
山頂広場は決して広くはありませんが、富士山方面の眺望は非常に開けている。
山梨百名山(大菩薩・道志山系8番)に選定されており、初心者向けと案内がある。
登山の際の注意事項も含めて、山梨百名山(外部リンク)を参照して下さい。

途中から山頂は私たちが独占状態だったので…写真撮り放題★
ちなみに秀麗富嶽十二景の1つ、滝子山(標高1620m)も登る途中に見えた。
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行程的に余裕のある登山なので、山頂での時間もゆっくり取れますが…
いかんせん何もないので写真を撮ったら、さっさと甲州高尾山へ向かおうと思う。

来た道を戻り、大富士見台近くのT字路まで標高を下げる。
目の前に大富士見台への登り道があるが…巻いて裸になった山肌を行く。
植樹されているが、まだ成長するまで長い時間が必要になるだろう…
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甲府盆地には桃の花が咲き、桃色に染まっている姿が確認できる。
また甲府盆地の先には南アルプスの山々が…
遅い時間でガスがかかっているが、壮大な展望を得ることが出来た。

引き続き甲州高尾山方面へ足を運ぶ。
しばらくは大きな登りもなく、また脇には林道の姿が。

~~ 【奥秩父】ケーブルカーも売店もない高尾山 ~~

撮影機材:SONY α6000 / E18-55mm F3.5-5.6 OSS / E55-210mm F4.5-6.3 OSS
登山:平成29年04月(棚横手山 標高1306m) 温泉:勝沼ぶどうの丘 天空の湯ほか

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by meguro2014 | 2017-04-20 09:24 | 奥秩父 |
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