山とカメラと私
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■ 【房総】 千葉のマッターホルンへカメラ散歩(前編)
2017年 01月 13日 |
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最高峰の標高が47都道府県で一番低い千葉県。
そんな話を乾坤山(鋸山)の記事で紹介しましたが、今回は千葉県の山を登ります。
千葉の山は、今までに梅ヶ瀬渓谷乾坤山(鋸山)大福山(梅ヶ瀬渓谷)と紹介しました。
今回はそんな千葉県にある“千葉のマッターホルン”と呼ばれる伊予ヶ岳に挑戦★

どんな険しい山なんだ!標高は…3366m。間違えました、336.6m。
カメラ散歩と題して職場の先輩2人を連れて行きましたが、1名は険しさゆえ登頂断念。
どんな山なのかを紹介したいと思います。





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集合は平日朝ラッシュ時間帯のJR総武快速・横須賀線東京駅(東京都千代田区)。
スーツ姿のサラリーマンに混じって、ラフな格好をした3人が総武地下2番線の電車を待つ。
乗車するのは…平日1往復のみ運転されているJR内房線直通・特別快速館山行
JR総武本線内の停車駅は、東京・錦糸町・船橋・津田沼・千葉。
JR内房線内の停車駅は、蘇我・五井・木更津・君津・佐貫町・浜金谷・保田・岩井・富浦・館山。

JR内房線は富津館山道の全線開通により高速バスとの競合に負ける。
運行本数の減便、特急の君津駅以南の廃止(臨時特急新宿さざなみ号を除く)。
特急の運転区間短縮と共に誕生した“特別快速”も利用者が少なく、平成29年3月に廃止。
鉄道を残すには利用する人が支えないといけない、ローカル線の命題である。

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JR内房線木更津駅で基本編成11両を切り離し、浜金谷駅付近では美しい海と富士山。
こまめな停車が無いので快適に進む列車。車窓を眺めながら快適な旅。
海が見えたりトンネルに入ったり…単線ローカル線の小さな駅を飛ばして走る特別快速

富津館山道を走る高速バス“房総なのはな号”は、1時間約2本運転で館山駅まで約2時間。
運賃は2500円なので割高かもしれないが、本数の多さで大盛況の高速バス。
今年3月のダイヤ改正でJR内房線は君津駅で運転系統が分断、これもやむを得ないか。

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時間の都合上と無くなる電車は全区間乗車の精神で…館山駅から折返してきたJR内房線岩井駅
8両編成の各駅停車千葉行は、後ろの4両に乗車している客は私たちだけでした。
岩井駅からは11時ちょうどの南房総市営バス“トッピー3号”に乗車。
国保病院停留所から先はデマンド運行(乗車前に要予約)であることは注意。

実は小学校の臨海学校で安房郡富浦町岩井に来たことがあるのだが、相変わらずの寂れ具合。
駅前にコンビニは無く小さな商店の中には暖をとる高齢者が井戸端会議。
定刻通りに南房総市営バスは、岩井駅を出発し伊予ヶ岳の登山口まで向かう。

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南房総市営バス・館山日東バス「天神郷停留所」で下車。そこは伊予ヶ岳登山口
すぐに鳥居をくぐって行くと平群天神社の境内と背後にそびえる伊予ヶ岳の姿がある。
登山口に向かっていくと廃校になった小学校らしきものがある。
旧南房総市立平群小学校・幼稚園の跡地で、岩井小学校と統合して富山小学校になった。

撮影もそこそこに40分~50分と言われる登山道を攻めてみることにした。
私のほか、登山とカメラに興味がある先輩と登山はほぼ未経験の誘われただけの先輩がいる。
標高300mちょっとだよ~カメラ持って行こう!と行った結果は…

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さすがに登山未経験者(運動不足)は、ハイキングコース終点の東屋で待機してもらいます。
蛭ヶ岳~丹沢山の鎖場、乾徳山山頂直下の鎖場に続きますね、この長さ。
このような岩場を何箇所かクリアするとまもなく山頂(伊予ヶ岳 南峰)が現れます。

岩場で注意していただきたいのは、石や砂が下に落ちやすい脆い地質の岩場。
登山者が続いて下にいる場合は、落石を発生させないように十分に配慮して登り下りすること。
小さな石でも高いところから落下した時の運動エネルギーはかなりの衝撃を与えます。

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千葉のマッターホルンこと伊予ヶ岳(標高336m)山頂に到着。
ここは岩場を登り切った南峰なのですが、衝撃なことに最高地点は北峰だそうです…
正確には南峰(標高330.4m)、北峰(336.6m)。
仲間を1人、下に置いてきているので一通り写真を撮ったら、下山の準備をする。

岩場手前の東屋で分岐があり、嶺岡中央林道と表記があったが…
安房勝山駅付近から安房鴨川駅付近までの房総半島を横断する林道のようだ。
特に下山後に利用できそうな道ではないので進まないが、結局は富山方面へ歩くしかない。
今回企画した伊予ヶ岳・富山・岩井駅のルートが一番良いのだろう。

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次に登る富山(とみさん 標高350m)を中心に見える範囲で撮影している。
左から伊豆大島・東京湾・富士山が見えるのが分かるだろうか。
別角度では鹿野山鋸山も見ることが出来たが、割愛させていただく。
自衛隊基地の中で自由に登山できないが、千葉県最高峰の愛宕山も気になるところだ。

一通り眺めることが出来たので下山することとした。
岩場を安全に下っていくが、先程の東屋から山頂往復は約15分程度。
パーティー全員の安全を考えたら、これが最善の判断だったと思う。

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途中で富山方面の分岐を進み、六地蔵登山口に下山してきました。
途中で見た動物はリスが1匹…冬の登山はこんなものなのでしょうかね。
登山口から伊予ヶ岳の姿がハッキリと分かる写真をパチリ。

ここから千葉県道89号 鴨川富山線岩井駅方向に歩いていく。
六地蔵登山口付近に富山登山口もあるのだが、吉井大井戸・水車小屋を見学する。
道端には水仙が咲き始めている県道をひた歩き続けます。

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香ばしい匂いのする酪農家の脇を歩いていくと吉井大井戸・水車小屋に到着。
確かに水車小屋があり、その奥には溜め池が何個かある…
子供の遊び場にもならないが、唯一公衆トイレがある程度だろうか。
しかしここは南房総市指定文化財『吉井の大井戸』として整備されているものだ。

富山の伏流水が湧水し、どんな日照りでも涸れないことから近隣集落の生活用水として利用。
灌漑や飲用、牛乳の冷却や洗濯にも利用され名産品の手漉紙にまで伏流水は使用された。
少し寂しい陽の当たらない場所だったので、小休止して富山を目指した。

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富山を目指して標高を上げていくが、一向に舗装道が無くなる気配がない。
歩きやすいが登山感はゼロ。山頂付近のアンテナのメンテナンスに使用する道なのか?
後ろを振り向くと伊予ヶ岳が離れていく…
2つ目の山、富山を目指して私たちは歩くが被写体になりそうなモノは皆無だ(笑)

~~ 【房総】千葉のマッターホルンへカメラ散歩(後編) ~~

撮影機材:SONY α7R MarkⅡ / SONY Vario-Tessar T*FE24-70mm F4 ZA OSS
登山:平成29年01月(伊予ヶ岳 標高336m) 温泉:ばんやの湯(保田駅)ほか


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