山とカメラと私
meguro2014.exblog.jp
Top
■ 【上信国境】 初めての高山登山は浅間山
2016年 07月 30日 |
c0348297_15215159.jpg

登山を始めてすぐに楽しさにハマり、1人で月2回平均で登山に出ていました。
ほとんどは東京近郊の山、奥多摩や山梨県大月市地域がメインで遠出は1人ではしなかった。
職場の先輩方と念願の登山隊を組んで初めての登山。長野新幹線に乗って佐久平駅へ!
JR長野新幹線佐久平駅からレンタカーを借りて、『天狗温泉 浅間山荘』に向かう。

今回登る浅間山は標高2568mの山。しかし、火山活動の影響で山頂までの登山は不可。
その時の火山活動レベルにもよるが、この日は穏やかで外輪山である前掛山まで登頂可能であった。
前掛山の山頂は標高2524m、浅間山の火口は本当に目の前に見える距離だ。
山荘の駐車場に車を置かせてもらい(有料)、準備を整えたら…さぁ、出発だ☆☆☆





c0348297_23355734.jpg

登山口となる浅間山荘を出て、美しい緑のトンネルを歩いて行きます。
空も青く非常に美しい世界…足元には様々な色の花々が咲いていたりとカメラマンの大好物。
一ノ鳥居を越えてしばらくすると山肌が剥き出しな崖が見えたりと様子は変わってきます。
看板には「火山ガス」の文字。登山道からは外れず、下山は小諸口を使うように書かれている。
目に見えない火山ガス。もちろん有毒で濃度によっては生命に関わる。

4人のパーティは適度な間隔を空けて先へ歩みを進めます。
登山経験が長い先輩方に重いカメラを持った初心者の私…先頭に立って進みます。

c0348297_23355943.jpg

火山館に到着。小休憩をこちらのベンチで取ることにしました。
火山館は浅間山火口から2.3キロ地点、湯の平高原の入口に設置された小屋。
資料展示館の他、登山者用水洗トイレや緊急時用の避難壕(シェルター)が設置されている。
最新の浅間山噴火レベルを確認し、どこまで立ち入ることが可能なのか知っておく必要がある。

登山者用トイレを使用する際は環境保護協力金をお願いします。
また施設には緊急時以外の宿泊はできません。休憩は無料で利用することが出来ます。

c0348297_23360032.jpg

一気に湯の平高原を抜けると樹林帯を抜けてガレた斜面を登って行くこととなる。
直射日光が当たるが陽を遮る木々がなくなるため、非常に暑さを感じる…
足元はガレているので非常に不安定。乾燥のため崩れやすく落石への注意も必要である。
登山道は非常に狭い。下山の登山者とすれ違う際は、お互いに安全確保をすること。

高山の割りに森林限界が低いので、早いうちから見通しの良い登山道となる。
登りは辛いが…振り返ればこの景色。後ろを眺めながらの登山は非常に気持ちが良い。

c0348297_23562697.jpg

背後に見えるのは、トーミの頭黒斑山蛇骨岳仙人岳鋸岳といった第1外輪山
翌年、トーミの頭~蛇骨岳までは積雪時にアイゼンを履いて登山に向かった。
また別の記事で紹介できればと思っております。

まもなく火口方面への登りは終わり、立入禁止区域を避けて第2外輪山を横移動する。
火山ガスの匂いはしないが、有毒ガスが漂っているかもしれない登山。

c0348297_23562831.jpg

第2外輪山の山頂・前掛山まで立ち入ることが許されているので、横移動を開始する。
500m移動すると避難壕(火山シェルター)があり、噴火時は身を寄せることとなる。
写真中央よりやや右付近にシェルターの姿が確認することが出来る。
噴石の大きさにもよるが絶対に安全とは思えない、緊急避難的なシェルターである。

湯の平高原にも残雪があったが、外輪山の火口側斜面にも残雪があることが確認できる。
シェルター付近で1回着衣を整えて、前掛山山頂を目指すこととしよう☆

c0348297_23563002.jpg

第2外輪山に取りつくと全員の足取りは軽く、絶景を眺めながらの歩行となる。
登山道の傾斜も緩いので今までの辛さを癒すかのような天空散歩を味わうことが出来る。
八ヶ岳方面の山々を眺めたり、眼下には佐久盆地…佐久市や小諸市の街が広がる。

浅間山は噴火と山体崩壊を繰り返し…山頂火口からは現在でも噴煙を上げている。
日本の地質百選・日本百名山・花の百名山に選定され、多くの登山者を魅了する山。

c0348297_00202745.jpg

立ち入ることの出来る外輪山…いよいよ前掛山の山頂の標が確認できる距離となった。
仲間の内の1人が駆け上がり、動画を回している(風切音が非常にうるさい動画ですが…)
私も一眼レフで動画を回したが、思い思いに写真を撮り楽しいひと時である。

本来は火口から4キロの区域で立入禁止となっているが、登山ルートは例外で500mまで進入可。
それでもマナーを守らずに立入禁止区域に立ち入る登山者がいる。
登山マナーを守れない身勝手な人は、自分の安全だけでなく他人にも迷惑を掛けることを知ってほしい。

c0348297_00330512.jpg

富士山の姿も肉眼で確認できる、浅間山(前掛山)山頂に到着。
現在の標高は2524m、今まで登った山の中でも一番高い地点となる。
浅間山の標高は2568mでこの地点よりも44m高いが、ほぼ同じ高さと言っても良いだろう。

第2外輪山のシェルターに向かう前の立入禁止札から火口へ向かう人が後を絶たない。
ネットで検索すれば侵入した人間のウェブサイトが多数見つかるが…
どこも“自己責任”と表記して、自分の行為が違法行為だと理解できていないようだ。
あなた達が死ぬのは当たり前。だが、ルールが変わってこの地にすら来れなくなれば…
多くの人の前掛山(浅間山)に登る権利を奪ってしまうことになる。
いい大人がネット上に顔を出して山頂での写真を公開している。まさにバカ丸出しである。

c0348297_17081152.jpg

下山中、湯の平高原を通過中に遭遇したニホンカモシカ
ニホンカモシカに関しては、後年の川苔山(東京都)で遭遇するなどエンカウント率は高めだろうか。
大型動物に出会ったのはこれが最初であるが、イヌワシやツキノワグマの生息地でもある。
ツキノワグマに出会ったら、とんでもない事になってしまう…

浅間山荘 天狗温泉まで下山したら、JR長野新幹線佐久平駅前でレンタカーを返却。
佐久平プラザ21(外部リンク)にて、入浴と軽く一杯を済ませて、新幹線にて帰京します。
新幹線を利用した日帰り登山は、充実の登山となりました♪

撮影機材:Canon EOS-7D / EF-S18-200mmF3.5-5.6 IS
登山:平成25年05月(前掛山 標高2524m) 温泉:浅間山荘 天狗温泉ほか


[PR]
by meguro2014 | 2016-07-30 15:19 | 上信国境 |
<< 【御坂】背伸びし過ぎて後悔しか... ページトップ 【奥秩父】 乾徳山で後輩指導の登山 >>
XML | ATOM

個人情報保護
情報取得について
免責事項
White Skin by Sun&Moon