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■ 【筑波】 衝撃の結末を迎えた筑波連山めぐり(後編)
2016年 07月 06日 |
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~~ 【筑波】衝撃の結末を迎えた筑波連山めぐり(前編) ~~

古来より山岳信仰の深い加波山(標高709m)は今回の筑波連山で一番高い山。
拝殿から山頂方面へ登ると本殿が鎮座。加波山一帯に737の禅定場があるが、荒れている印象。
山頂(加波山神社本殿)を越えて行くが廃屋のような建物に朽ちた木材が散乱。
もちろん参拝客も見えないので、登山道とは言え怖い印象を受ける。

加波山から先、丸山足尾山きのこ山弁天山筑波山と続く筑波連山
午前11時前だが、この先筑波山までたどり着くことは可能なのか?未知なる道を進む…





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加波山を越えて標高を170mほど下げ続けると、丸山(標高576m)に到達。
嫌でも目に入ってくる巨大な人工構造物は『ウインド・パワーつくば風力発電所』である。
大きな風車は動くことも無く、これもまた廃墟的なものなのか?と疑ってしまうほど。
㈱小松﨑都市開発という茨城県内の民間企業が平成17年に稼働を開始した風力発電所のようだ。

風力発電所付近も保守整備の関係か舗装道が続いており、歩くことが可能。
丸山を越えてもなお下りは続き…やがて一本杉峠(標高430m)に到着。
峠を境にまた標高を上げ始めるが、舗装道を離れて登山道をひた登って行く…

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足尾山(標高627m)山頂付近、ここにも足尾神社本殿があり開けていたのだが…
本殿付近に靴がところどころに落ちていることが非常に気になっていた。
少し休憩をしてから下って行くと鬱蒼とした林の中に入るのだが、廃れた境内と大量の靴。
中には義足なども入っており…本当に怖い光景であった。
後に調べると理由が分かる。足の病に関する神様である足尾山への奉納だったようだ。

筑波山加波山と並んで古来より山岳信仰の深い足尾山
山中に霊石とされる奇岩や巨岩があり、800座の霊場は廃れてしまい現在の姿に。
足尾神社は醍醐天皇が夢枕でこの神社を知り訪れ、足の病が完治したと伝えられている。
以降、足の病に霊験があるとされ…山頂直下の拝殿前に草鞋や靴、義足などが奉納されている。
奉納と言うよりは現在は放置されている様子である。

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足尾神社の鳥居をくぐり舗装道に戻ると…すぐに視界が開ける地点に出る。
離陸場が道の両側にあり、のちに調べるとスカイスポーツの基地であることが分かった。
近くにあった看板から『nasa』(外部リンク)が使用している離陸場だと判明。

御嶽山以来、本当に久しぶりとなる人を見かける。
ツーリング中と思われ、バイクと共に写真を撮影している姿を見かけた。
そんな人を横目に私は、ひとりでこんな写真を撮っている訳で…恥ずかしいですか?www
JR水戸線岩瀬駅からの所要時間は、丸山約225分・足尾山約250分・離陸場約290分。
※休憩時間も含めての所要時間。トレイルランではなく地図を見ながらの登山。

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きのこ山へ向けて歩くが、どうやら林道沿いにずっと進むようだ。
両脇は山林になっているが、少し鬱蒼としていて気味が悪い感じはするが…
こういう看板はナシですよね。乳児の遺体も自殺や変死体は発見していません!

この先の話になるが、筑波山神社入口バス停からの最終便が17時頃になる。
筑波山山頂からバス停までを約1時間見積もり、筑波高原キャンプ場からの登りも考える…
そろそろ何らかの判断が必要な時間となるか。現在の時刻は12時30分を越えた。

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舗装道から少し入ると、間もなくきのこ山(標高528m)に到着する。
きのこ山に到着した時点でJR水戸線岩瀬駅から5時間30分を越えて13時を過ぎた。
筑波山への登りに2時間、下りに1時間と考えると遅くても14時には筑波高原キャンプ場か…
弁天山(標高414m)を越える事を考えると旧真壁駅方面への下山を判断しなければならない。

時間があまりにも読めず…体力的にも筑波山を3時間で越えることも難しい。
旧筑波鉄道筑波線真壁駅への下山を判断。筑波連山縦走はならなかったが…仕方が無い。
早速道標に従がって急な下りをこなしていくことにした。

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残念な気持ちももちろんあるが、そもそもコースタイム的にも難しい登山だったのか。
そう思うように心がけて…下山途中の唯一のスポット・つぼろ台に立ち寄る。
ここからは雨引山燕山加波山丸山足尾山と登ってきた軌跡を一望できる。
中央付近の一番高い山が加波山丸山の風力発電2基も非常に目立つので分かりやすい。

つぼろ台をスタートしたのが13時30分過ぎ。スタートから6時間が経過。
地図によると伝正寺方面に下山、伝正寺付近には伝正寺温泉を有する旅館があるとかないとか。
そんなことも考えられず、きのこ山から真壁駅までの3.6キロの道のりを進む。

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何故か伝正寺に出られず、茨城県営ライフル射撃場付近を通過し…ほぼ下山。
民家等が見え田んぼ道を歩く。真壁城跡を通過して…いよいよ茨城県道41号線(つくば益子線)
先を眺めるとさすがに筑波山への道のりは遠かったのか、まだまだ霞んでいる。
街中に出たことですっかり安心してしまい、あとは帰りのバスの時間だけが気になるだけだ。

真壁城跡付近通過がスタートから6時間45分経った14時15分頃となる。
1日に山道を7時間近く歩いていること自体がすごいが、登山が楽しかった時期だ。
最近は回数が減っているだけあり、こんなに歩く自信はもちろん無い。

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旧筑波鉄道筑波線真壁駅。現在はつくばりんりんロード真壁駅休憩所となっている。
つくばりんりんロードは、筑波線の廃線跡ほぼ全区間を舗装した自転車道で市民の憩いの場。
土浦と岩瀬を結ぶ全長約40キロ。鉄道は昭和62年3月31日に廃止、鉄道代替バスとなる。

その鉄道代替バスとなる関東鉄道バスが真壁駅を経由し、つくば方面に出ているはずだが…
旧真壁駅周辺をグルグル回ってもバス停の姿が見えない。
さすがに不安になり、県道のコンビニの店員さんに尋ねると…
「バスはありませんねぇ」東京に帰りたいと言うとタクシーの営業所を案内してもらった。

下館駅から真壁駅へのバスは、平成20年に廃止。真壁駅以北の代替バスは平成18年に廃止。
全然惜しくもない古い情報をネットで拾ってしまったようだ。
ちなみに真壁のひなまつり期間は周遊バスは臨時運行されています。

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タクシー利用(約3500円)でたどり着いた筑波山口バスターミナル
ここから路線バスを利用して、首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線つくば駅へ向かう。
自分の調べが甘かったせいもあるが、桜川市・筑西市には一般路線バスが走っていない。
予約制の乗り合いタクシーが地域住民の足となっているのか…
鉄道網が無いのに路線バスすら廃止になってしまう町、それ自体にビックリである。

少しタクシーの運転手さんと話しながらターミナルまで送ってもらい…
無事に東京方面へ帰ることが出来ました。
逆側(石岡市柿岡方面)に下山しても路線バス本数僅少、距離も長いので厳しい。
結果的には良いチョイスだったのかもしれない。筑波連山へ向かう際は注意してもらいたい。

撮影機材:CASIO HIGH SPEED EXILIM EX-ZR200
登山:平成25年03月(加波山 標高709m) 温泉:伝正寺温泉 桜井館(要休憩料金)


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