山とカメラと私
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■ 【丹沢】 鍋焼きうどんを求めて鍋割山に登る!
2016年 03月 02日 |
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首都圏からの鉄道アクセスも良く、登山に人気の丹沢の山々。
一番人気は相模湾や富士山の眺めが非常に良い塔ノ岳であることは、山を知る人ならご存知だろう。
そして観光地としてケーブルカーも利用できる大山も手軽さで言えば人気が高い。
しかし、塔ノ岳はバカ尾根として名高い大倉尾根を経由するルートが最短で…これを登るのはあまりに辛い。
そんな私も大倉尾根の登りは経験していないが、もう1つ丹沢には名所があるのだ。

鍋焼きうどんが食べれることが有名な鍋割山。標高こそさほど高くないが…
この鍋焼きうどんを求めて山頂を目指す登山者は多い。そして食べずしてこの山には行けない。
そんな訳で早朝から小田急電鉄小田原線新松田駅。そこから富士急湘南バス寄バス停に降り立つ。
大倉バス停から二俣、後沢乗越経由の方が楽そうではあるが、なぜこのルートを選択?





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寄バス停と冒頭でさらりと述べたが、なかなか難読な地名でもある。
ここは神奈川県足柄上郡松田町寄(やどりき)の集落で寄ロウバイまつりが開催される地。
最近はめっきり山に登らなくなった登山仲間と一緒にこのルートを選択したのである。
冬はスノボ、年間を通して釣りに没頭し…既に彼から山に誘われることは皆無となった。

寄バス停からお互いが認識していた登山ルートの相違があり、行ったり来たりがありましたが…
(くぬぎ)栗ノ木洞経由で登山を開始。私は寄沢沿いを経由するルートだと思っていました。
寄集落の茶畑・梅の木の間を抜けて、櫟山を目指して…すぐにこんな絶景が広がる。

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櫟山(標高810m)山頂に立つ2本の松の木。立派な出で立ちですね☆
今回は積雪の山に登るので『Canon EOS-7D』を撮影機材として持参しております。
非常に重いですが防塵防滴仕様のカメラは心強いですし、やはり堅牢な一眼レフですからね♪
登山者とのすれ違いは皆無でした。平日であることにプラスしてマニアックな登り方。

特に眺望も無く休憩する必要もないことから、先を急ぐこととします。
この先に栗ノ木洞という山があり、そこを経由すると後沢乗越という地点に出て、鍋割山に続きます。
この付近は残雪がありますが、写真の通り日の当たりが非常に良くて歩きやすかったです☆

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木々の中にあり眺望の無い栗ノ木洞(くりのきどう/標高908m)を越えて後沢乗越を目指す。
櫟山から栗ノ木洞も単純に100m登った訳では無く、1回下りを経験しています。
栗ノ木洞から後沢乗越にかけても激しい下り、しかも日当たりが無いので凍結路となり危険。
この付近で持参していた簡易アイゼンを装着し、凍結路・残雪に備えます。
木々の向こうには鍋割山稜がそびえております。この後、あそこを通ることになるのです。

この冬はドカ雪となり、実は鍋割山も登れるか登れないかの境だった経緯があります。
鍋割山荘ウェブページ(外部リンク)で積雪状況等を確認して、登る山を決めてはいたのですが…
今回は山荘の管理人の方、ボランティアの方が除雪等をしてくれたお陰で向かうことが出来ました。
安全に登山できるのは、そういった方の存在あってこそ…本当に感謝しなければいけないですね。

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後沢乗越(あとさわのっこし)を越えると、いよいよ鍋割山に向けての登りが始まります。
後沢乗越が標高805m、鍋割山山頂に向けて470mの間はほぼ休みなく登ります…
大倉バス停から二俣経由で後沢乗越へ向かうと約2時間30分、私たちは約2時間で後沢乗越。
コースタイムよりだいぶ早く登る私たちですが、2時間の上り下りのあとの急登にはヒーヒーです。

上写真で分かるでしょうか?富士山の姿も見えてきます。
富士山の方を振り返りながら、一応休み休みで息を整えながら登って行きます。
山頂までの所要時間はコースタイム通りで行くと約1時間30分…普通に考えたら長いですね。

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鍋割山山頂直下の登りです…既に厚い積雪の斜面になっていますが…
前述の通り、山荘管理人及びボランティアの方が登り道を踏み固めてくれています。
簡易アイゼンがあれば余裕で登れるぐらい安全。本当にありがたい。

そしてまもなく…鍋割山に到着します。
から櫟山(約1時間)、栗ノ木洞(約1時間30分)、後沢乗越(約2時間)、鍋割山(約3時間15分)。
約1時間30分かかる最後の登りは1時間15分で登り切りました☆☆☆

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目的地である鍋割山(標高1273m)の山頂に位置する鍋割山荘
到着時も除雪作業をされていました…本当にお疲れ様です。
さっそく山小屋の中に入って名物をいただこうと思います☆☆☆

ちなみに日帰り山行のため、本当に時間に余裕がありません。
まだ日も短く、帰る時間のことを考えるとゆっくりもしていられない気持ちなります。
山頂での記念撮影と山頂付近の写真は食事後に撮影しました。
…が、雪に埋もれた世界のため山頂の写真は鍋焼きうどんに代えさせていただきますwww

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鍋割山荘名物の鍋焼きうどん(¥1000)でございます。
小鍋ひとつひとつに具材を入れて丁寧に作られている様子が分かりました。
こんな観光地でもない山の上で…1000円で美味しい食事が出来るなんてありがたいですよね☆
他にもおでんや手挽きコーヒーなどがいただけます。

私たちの他にも山頂には登山者の方が数名いて、食事中に歩荷(ボッカ)さんも入ってきました。
若い学生風の歩荷さんでしたが、こういった方々が山小屋の運営を支えているのですね。
歩荷さんに関しても、鍋割山荘ウェブページ(外部リンク)で紹介されています。

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食事を終えると登ってきた方向と逆方向へ進みます。
鍋割山稜を歩いて金冷シから冒頭で紹介した大倉尾根を経由して下山します。
途中に小丸(標高1341m)大丸(標高1386m)といったピークを経由。
今回の登山での最高峰は鍋割山(標高1273m)ではなく、大丸(標高1386m)となります。
積雪の歩きづらい鍋割山稜を歩いて、金冷シを経由、大倉尾根からの長い下山を始めます。

前回の丹沢山地縦走で経由したので、初めてではないとは言え…積雪期の下山は怖い!
上写真は花立(はなだて/標高1370m)のピークから撮影した鍋割山稜の眺め。

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花立山荘近くでは、まさに登山者用トイレを建設中でした。
丹沢山地は首都圏からのアクセスも良く、非常に登山者の多い山となっています。
トイレ問題も深刻で…登山道脇等で済ませてしまう人も多いのが現状。
遂に塔ノ岳直下の水場からも大腸菌が検出されるようになり、丹沢の伏流水が深刻な汚染状況。

神奈川県もこの問題を深刻に考え、丹沢のトイレ整備等にも予算をかけています。
もちろん、登山者への啓発も… 『丹沢発 山のトイレを考えよう』(外部リンク)

登山口までにトイレを済ませるのは当然ですが、長い登山だと途中で催すこともありますよね。
丹沢には山小屋もかなり整備されていますし、有料にはなりますが環境整備に協力をお願いします。

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積雪のある登山道・大倉尾根を下り、大倉バス停から小田急電鉄小田原線に乗り込む。
いつもであれば、鶴巻温泉駅で降りて“鶴巻温泉 弘法の里湯”で汗を流すのだが、この日は違った。
下車した駅は海老名駅、ビナウォークの中にある『虎節 海老名』に入る(現在、既に閉店となっています)

疲れた身体にジャンキーなものを押し込んで、小田急線で帰路に就きます。
鍋割山登山、カメラ好きとしては秋の紅葉のシーズンにも寄沢経由で登ってみたいものです。
ただし、道迷いしやすい経路のため…登山の際はご注意ください☆

撮影機材:Canon EOS-7D / EF-S18-200mm F3.5-5.6 IS
登山:平成26年03月(大丸 標高1386m) / 温泉:鶴巻温泉 弘法の里湯ほか


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by meguro2014 | 2016-03-02 16:34 | 丹沢・箱根 |
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