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■ 【近畿】 六甲全山縦走路ってどんなもんや!
2015年 05月 14日 |
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六甲山の麓・神戸の町で育った私は、毎年のように六甲山登山(平成20年初最高峰登頂)を楽しんでいる。
残念な事に昨年の台風11号により定番コースとなっている有馬四十八滝めぐりが出来ない状況に。
それでも登山を諦めるなんて…私らしくない。以前から気になっていた六甲全山縦走路
地元の元クラスメイトからも誘われてはいましたが、縦走路で開催される大会は参加できませんでした。

七曲滝(有馬四十八滝)へ行けない今年、六甲全山縦走路を下見しに行く最大のチャンスでもある。
そんなこんなで山陽電気鉄道本線須磨浦公園駅に降り立った。平日無人駅となる公園最寄駅は静かだった。
むしろ完走する気なら早朝訪れるべきだが、余裕を見せて午前10時。
摩耶山で夜景を観て最終のケーブルカーで降りて宿にチェックインできればいいかな?そんなレベル。
さて、甘く見すぎている私の六甲全山縦走路(の下見)が始まります。





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午前10時の山陽電気鉄道本線須磨浦公園駅。平日の公園最寄駅は無人駅、閑散としている。
六甲全山縦走路のスタートは、ここ。ロープウェイは1つめの山頂、鉢伏山にあるがロープウェイも定休日。
駅前の自動販売機で飲料水を買い込んでスタート。まずは鉢伏山まで急勾配で登って行きます。

急に標高を上げるとは言え、よく整備された登山道。やがて背後には播磨灘が広がります。
1つめの山頂・鉢伏山(標高246m)を越えて旗振山を目指す。
須磨山上公園は定休日、山頂付近には小さな広場があるのみで写真を撮って先を急ぎます。

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鉢伏山への登りで既に明石海峡方面が美しかったのですが、ここで紹介したいと思います。
2つ目の山頂・旗振山(標高252m)、奥には明石海峡大橋、写真手前には鉢伏山の山上公園も望みます。
旗振山には、旗振茶屋もあり営業中には飲料水や軽食を手に入れる事も出来ます。

旗振山の名前の由来は、江戸時代中期から明治時代にかけて大阪の米相場を伝える大型手旗信号の発信基地。
全国のコメの価格の基準であった大阪から西へ、地方の相場を大阪へ伝えるために旗を振った場所。
比較的歩きやすく毎日登山に利用される場所でもある。

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旗振山山頂付近の様子。旗振茶屋の他に大きな電波塔が目につく。
旧国名においては、この地点が摂津国と播磨国の国境でもあった。
あまり休憩にも適さず、登り始めて時間が経っていない事から、先を急ぐこととした。
鉢伏山には人の姿が少なかったが、旗振山の山頂には茶屋があるからか多くの方が休憩されていた。

基本的に標高の高い山が続く訳でもなく、眺望もさほど恵まれていないので地味な登山。
これより先は展望ゼロの鉄拐山を経由して、高倉山を目指す。
3番目の山頂・鉄拐山(標高234m)は、復興基準点と三等三角点が設置されている。

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高倉山(標高291m)は、通称“おらが山”とも呼ばれる。開発のため山は削られている。
おらがやま公園が広がり、写真にも見えるおらが茶屋が休日を中心に営業。自動販売機あり。
ポートアイランドの埋め立ての土を捻出するために140mほど削られてしまい、現在は標高150mほど。
削られた後は高倉台などの団地になりました。小学校の遠足でしょうか、出会いました。

削られた山はいびつな形になり、この茶屋の裏は急な階段で高倉台団地へ続いています。
本当にアップダウンが激しい六甲全山縦走路、団地を越えると後方にそびえる山が待ち構えます。

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高倉台団地に到着し、団地の中を六甲全山縦走路が走ります。
ピーコックストア高倉台店があり、飲食物の調達には事欠きませんが…山登り?と錯覚を起こす。
神戸市営バスが走っているため、ここからエスケープも可能。

しばし団地の中を歩き、また急な階段で山の斜面を登ります。
膝に来るコンクリート製の階段、膝に自信の無い方には厳しいかもしれません。

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階段を登り切ると栂尾山(標高274m)となるが、振り返ってみると非常に景色が良い。
眼下に広がるのが高倉台団地、そして奥に見えるのが高倉山旗振山鉢伏山と辿ってきた山々である。
昔は須磨アルプスを形成する山々だった高倉山がこの地にあり、山が連なっていたのだろう。
見事に削られた部分は住宅街となっており、山があったとは思えない状態に…

奥には明石海峡大橋が相変わらず眺められ、非常に気持ちが良いが栂尾山の山頂は木々が茂っている。
ちょっとした展望台のようなものも設置されているが、私はスルーして至近距離にある横尾山を目指した。

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横尾山(標高312m)を越えると風化した山肌、登山道が姿を見せ始め…遂に須磨アルプスの絶景。
この記事のトップでも紹介した、名勝・馬の背。この風化した岩が荒々しさを見せつけます。
これが見たくて六甲全山縦走路を歩いてみようと思った訳で、これで十分満足してしまった自分。

須磨アルプスの絶頂・馬の背を越えると東山(標高253m)があるが、人が多いので通過。
一気に道は下山を始めて横尾団地、妙法寺地区の住宅街を歩くこととなる。
横尾団地では神戸市営バス、妙法寺付近には神戸市営地下鉄西神線でエスケープ可能。
阪神高速31号線神戸山手線を越える付近は登山にそぐわない排気ガスが気になる歩行となるが…

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毘沙門山妙法寺は、摂津国八十八箇所の第86番札所。神戸市営地下鉄の駅名の由来となった寺院。

非常に閑静な場所にあり、少し注意していないと通過してしまうかもしれない。
高野山真言宗の寺院で天平10年(738年)に行基が開山したとされ、正式名称は如意山妙法寺
本尊は毘沙門天、現在の本堂は昭和48年に再建されたもの。兵火や改築を経て何度か形は変わっている。
妙法寺の前を通ると兵庫県道22号線の妙法寺小学校交差点を渡る。

通行する自動車に注意しながら道を歩いていたのだが、実は高取山へ向かう道を失っていた。
高取山は諦めて神戸電鉄有馬線丸山駅方面へルート修正を試みる。
この時点で既にタイムの読み間違いもあり、摩耶山方面への縦走路は諦めていた。

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とりあえず、神戸電鉄有馬線鵯越駅を目指して…ルート修正と言いますか、正規ルートに戻ってみた。
兵庫県神戸市須磨区を抜けて、兵庫県神戸市長田区丸山町の起伏のある丸山団地の住宅街を歩く。
何故…このように丁寧に道標を付けてくれているにも関わらず、高取山への登山口を見失ったか…
次回への反省と言う事で、ここで今回の旅行で作成した動画を紹介しよう。

神戸電鉄有馬線鵯越駅に到着すると…この先の菊水山を目指すことは危険と判断しエスケープ。
菊水山・再度山・摩耶山方面はエスケープルートに乏しく、バス便があっても非常に本数が少ない。
また、最終の摩耶ケーブルを逃してしまうと暗闇の中、どうすることも出来なくなる。

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六甲山登山ではいつもお世話になっている、神戸電鉄有馬線。最新型車両の導入も発表された。
今回は下見と言う事で六甲全山縦走路の走り始めの部分を歩いてみました。
階段での上り下りが非常に多いですが、標高の割りには眺めが良かったりと得た部分も多い。
また住宅街を歩くことが多く、高倉台団地を中心に行動食も購入できる場所がある。
その点では、万が一の時に役立つ(登山時は行動食などは事前に用意する事が基本である)

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半分登山鉄道の様相を呈している神戸電鉄に乗って、新開地駅を目指す。
次は鵯越駅から甲南山手駅方面を目指してみるのも良いかもしれない…もちろん早朝出発で登山。

撮影機材:SONY α6000 / E 18-55mm F3.5-5.6 OSS
登山:平成27年02月(横尾山 標高312m) 温泉:神戸ハーバーランド温泉 万葉倶楽部など


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by meguro2014 | 2015-05-14 12:12 | 近畿 |
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