山とカメラと私
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■ 【奥武蔵】 天気予報に裏切られた棒ノ折山の眺望
2015年 04月 26日 |
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首都圏のJR東日本の初電車の時間の早さ&終電車の時間の遅さは異常である。
大体1時半近くまで走って終電が終わったと思ったら、翌朝は4時半付近には既に走り始めている。
日本の首都・東京を走る電車とは言え、日本人はもう少しゆとりを持ってもいいのでは?と感じる。
今回の登山は、西武鉄道池袋線を利用するので、スタートは若干遅い。JR線を使う登山は4時起床だし…

長い冬が終わって山にも新芽が芽吹き、花が咲き始めているので…ある山の登山にリベンジをかける。
埼玉県飯能市と東京都西多摩郡奥多摩町に跨る、標高868mの棒ノ折山
山域としては、奥武蔵と奥多摩に跨るので今回は埼玉県側からの登山と言う事で新カテゴリを新設
晴れるという天気予報に踊らされた登山、リベンジの前に前回の登山を記事として紹介しておこう。





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西武鉄道池袋線準急飯能行で終点下車、国際興業バスに乗って河又名栗湖入口停留所で下車。
少し歩くと有間ダム(名栗湖)に到着。この地に関しては、5年以上前に親友と深夜発で紅葉狩りに向かった場所。
懐かしさもあるが、どうだろう…晴れ渡っていた空は雲が多くて山の方は完全に雲で隠れている。
昨夜まで雨が降っていて朝になったら綺麗に晴れていた。天気予報通りと信じて旧名栗村に来たら、この有様。
とりあえず、雨が降る心配は無い筈なので登山をスタートさせましょう。

今回の登山ルートは、名栗湖畔からの白谷沢登山道を登って棒ノ折山山頂へ。下山は滝ノ平尾根を利用。
下山後は名栗温泉さわらびの湯が待っているので、登山後の温泉を楽しみに出発する。

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白谷沢登山道入口。この道標の脇に水場があるが、完全に水は枯れていたので注意が必要だ。
ここまでは名栗湖をぐるっと回ってきた感じではあるが、ようやくここから登山道らしくなる訳だ。
熊出没やニホンジカ捕獲の注意書きがある。棒ノ折山から高水三山方面は熊出没が多い。
最近では地球温暖化の影響か冬眠をせず、冬季登山でも熊と遭遇したとの報告がなされている。

平成19年11月25日には、イノシシ猟の男性に誤射され全治3週間のケガを負った男性がいた。
熊もイノシシもいる訳だが、登山中の服装や決められた登山道から離れない事が自分の身を守る第一歩。
スズメバチの季節になれば服装もそうだが香水などにも注意するべきだ(登山に香水は要らないが)

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沢歩きが出来る白谷沢登山道。渡渉だけでなく沢の中を歩いたりもする。珍しいゴルジュ帯の登山。
予想はしていたが、昨日の雨により“沢”と言うよりは“川”になっていることは言わずもがな。
防水登山靴で来てもらったが、十分に注意して歩いていただくこととしよう(笑)

既に10月ではありますが、花の姿もあれば大型なカエルの姿も見えました。
自然の中に入ると危険もありますが、様々な生物との出会いもあり楽しみでもあります。
自分の身を守りながら、色んな体験ができるのも登山の醍醐味でもあります。

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ラショウモンカズラ(羅生門葛)だろうか、こんな花が沢の脇に咲いていたりする。
山ではいろいろな花に出会ったりするが、専門家ではないのでその種類を特定する作業に難儀する。
沢沿いは眺望も無く林の中に入っている感覚なので空が見えない。
天気がどうなっているのか、少し薄暗い沢の道では予想が出来ないのだが、そのうち林道に出る。

地図には詳細が載っていないが、大名栗線という林道。小さな休憩所みたいなところもある。
ここからは沢から離れて階段などを使って標高を稼ぐ。岩茸石まで行けば山頂は近い!
帰りの滝ノ平尾根コースの途中でも、この林道と出会うが、下ると名栗温泉まで続いているらしい。

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岩茸石に着いた。既に真っ白な世界が続いており、山頂での眺望もほぼ諦めている状態だ。
不幸中の幸いか、雨自体は降っていないので山頂までの登山は続行する事としている。
登山道を塞ぐようにある岩茸石であるが、岩茸石山というものも奥多摩山域側にある…
関係性はあるのか、関係性があるとすれば少し場所が離れ過ぎているようにも思えるのだが。

岩茸石を越えると権次入峠(ゴンジリ峠)を越えて、遂に目指していた棒ノ折山に到着する。
すれ違った下山中のおじさんに「今日は山頂から何も見えないね。」と残念な情報をいただきました。
テンションは余計に下がるだけです…期待はしていないけど、奇跡を信じたかった。

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棒ノ折山(標高969m)山頂に到着しました。はい、何も見えませんが、何か???
お気づきだとは思いますが、この棒ノ折山は色々な呼ばれ方をしています。
標準的には棒ノ折山、過去の記述では棒之折山棒ノ嶺棒ノ峰棒ノ折嶺など多彩な呼び方。
山頂は広々とした広場になっているが、昔は茅が原っぱを作っていたそうな。

ランチタイム休憩には十分なテーブルやベンチがあります。
また広場の脇には大好きなマムシグサが赤い実をつけており、これまた写真タイム。
展望は無かったもののいろいろな生物は活動していました。

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白谷沢登山道でも大きなカエルを見掛けましたが、ここでも大きなカエル君がピョンピョンと…
棒ノ折山は、カジカガエルが有名なのですが…コイツはアズマヒキガエル
結構な頻度で大きなカエルを見つけますよ、それにしても堂々とした出で立ちな事。

休憩を終えると名栗湖方面に下山となりますが、権次入峠岩茸石までは来た道を戻ります。
下りに増水した沢道を利用する事は危険を伴うので、滝ノ平尾根登山道を利用してさわらびの湯へ下山。
山頂からの展望に関しては、また次の機会に残しておくことにしましょう。

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真っ白な世界をひたすら下山します…昨日の雨の残りもあり多少の泥濘で最悪ですね。
安全を確保しながら一歩一歩確認しながら下山。

この写真では分かりづらいと思いますが…埼玉県と東京都の境目になる棒ノ折山
最初に述べたとおり、(共に奥秩父山塊に属するが)山域も奥武蔵と奥多摩で分かれる。
登山道を境目に東京都側は人間が整備した水源林。一方で埼玉県側は雑木林となっている。
紅葉シーズンには顕著になるが、やはり山は雑木林の方が楽しみが多い。

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滝ノ平尾根に入ると何やらあやしげな建築物?が見えてきました。
RCグライダーの離陸場らしい。現在も現役で使われているのかは不明ですが、立入禁止。
このテラスよりラジコングライダーを操縦するそうですが、登山は厳しい!
前述の林道大名栗線(オフロード)を経由して、車を置いてここまで登って来るのでしょうか。

登山道は登ることは無く、ひたすら下りを続けます。
途中で林道大名栗線(駐車場らしきものもあった)と2回交差して高度を下げて行きます。

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民家の脇から下山…そして入浴するために名栗温泉 さわらびの湯まで移動。
付近には十月桜(冬桜)が咲いており、非常にきれいでした。…が、泥を落として温泉へ直行。
温泉自体の情報は、他のブログにお任せして露天風呂でゆっくり。
休憩処では缶ビールを飲んでまったり路線バスの時間を待ちましょう☆☆☆

国際興業バス河又名栗湖入口停留所は、さわらびの湯から少し歩くので…
さわらびの湯の駐車場にある停留所まで乗り入れてくれる路線バス便を待って出発します。
国際興業バス さわらびの湯停留所時刻表 日中時間帯のみで1時間1便~3便の運行。
西武鉄道池袋線飯能駅からは、直帰せずに同行者と打ち上げ?のために秋津駅で下車。
飲み屋と焼肉屋をハシゴして、登山で消費したエネルギーを取り戻したことは言うまでもない。

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今回の登山は埼玉県側でしたが、東京都側からの場合は青梅警察署の管轄となります。
登山計画書の提出を。そして青梅警察署山岳救助隊の情報に平成26年の遭難者情報があります。
大岳山川苔山でも多くの人が遭難しております。十分な準備と計画、体力に見合った行動を。
道に迷った際は来た道を戻ることが原則です。無理な行動は遭難の原因になります。
登山は正しい知識と十分な準備・計画で楽しい思い出を作りましょう。

撮影機材:FUJIFILM FinePix F900EXR
登山:平成25年10月21日(棒ノ折山 標高969m) 温泉:名栗温泉 さわらびの湯など


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by meguro2014 | 2015-04-26 21:43 | 奥武蔵 |
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