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■ 【奥多摩】 マズカリ縦走14キロ(後編)
2015年 04月 21日 |
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~~ 【奥多摩】 マズカリ縦走14キロ(前編) ~~

御岳山大岳山の山頂を経て、馬頭刈尾根縦走路に足を踏み入れました。
馬頭刈尾根とは、大岳山からつづら岩鶴脚山馬頭刈山が連なる尾根で秋川まで続いている。
珍しい名前だが由来は不明。馬の頭を刈った形の山だから…と残酷な由来を想像していましたが。
とあるブログの管理者様は、アイヌ語で“神の宿る山”という意味を成す“マッカリ”からきているとか。
ん~北海道の山ならまだしも、武蔵国の山の由来がアイヌ語とは考え難いですね。

晴れ渡っていれば富士山の姿が綺麗な馬頭刈尾根縦走路
天気が悪いとは言いませんが、薄曇りで富士山の姿は終始確認することが出来ませんでした。
大岳山から尾根を歩き始めて最初の分岐には各方面に注意書きの札が掛けられていました。
馬頭刈尾根「通行止め」・大岳山「落石危険」・御前山「凍結時通行注意」。
さて、この先はどんな登山道が待っているのか、そして早く温泉に浸かりたいぞ!!!





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関東ふれあいの道『5番 鍾乳洞と滝の道』として整備されている区間にある富士見台(標高1054m)に着きました。
東屋やベンチが用意されており、大岳山が目の前に…そして当然富士山も天気が良ければ見えます。
大岳山は特徴的な山容から江戸湾の漁民から目印として利用され、現在も奥多摩で人気のある登山スポット。
JR常磐線の荒川橋梁(北千住駅~松戸駅)でも大岳山の姿を確認する事が出来ます。

富士見台には障子岩山や大怒田山という別名も。山の名前はマイナーですね。
少し休憩して先に進みますが…私たちのグループは、エスケープルートはまだ利用しないようです。

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つづら岩(標高930m)手前の登山道。馬頭刈尾根を歩いているな、と実感する細い登山道。
岩が剥き出しになっており、小さなアップダウンを繰り返す区間に少々の辛抱となる。
この先にも小屋ノ沢山を通過するが、特に目立ったポイントでもなく通過。

この先の茅倉・千足バス停分岐付近で1名が両足を攣るハプニング発生。
水分不足になると私もよく足を攣りますが、登山に慣れていない分心配であるが…
本人は前進する事を希望しているので、先へ進むこととした。まもなく鶴脚山到着となる。
大汗をかく人、自分もその1人ですが水分補給が足りないと発生するハプニング。
梅雨明け以降秋まで登山をしないのは、暑さに弱いから。仮にするのであれば水は4L持って行きます…

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鶴脚山(標高916m)に差し掛かる前に撮影しておこうと思った花がありますので紹介します。
大岳山を中心にこの時期咲き始める花、イワウチワ(イワウメ科の多年草)
日本の固有種で『花の百名山』(田中澄江著)の中で大岳山を代表する花として紹介。
まさに開花の季節、そして可愛らしい花に癒される瞬間。花言葉は、春の使者・適応力となっている。

馬頭刈尾根を激走している我がグループは、鶴脚山を通過し馬頭刈山の山頂を目指している。
長い登山特有の黙々と歩みを進める時間帯に突入したでしょうか、もうひと踏ん張り…

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御岳登山鉄道ケーブルカー御岳山駅を出てから約6時間、馬頭刈山(標高884m)に到着。
三角点も設置されており、休憩するベンチもいくつか設置された山頂広場がある。
この日は富士山方面の眺望がありませんでしたが、大岳山馬頭刈尾根の全貌が見渡せます。

馬頭刈山山頂付近は、関東の富士見百景に選定されており、『65番 馬頭刈山周辺』で登録。
国土交通省関東地方整備局のページでは、同時に周辺の鍾乳洞や滝を見どころとして紹介している。
先に紹介した関東ふれあいの道は、鍾乳洞も通過するが道は通行止め、周辺鍾乳洞も閉鎖していたりする。
訪れる際は事前に確認をお願いします(養沢鍾乳洞は観光洞としては、だいぶ前に閉鎖されている)

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山の桜は見頃が遅い。気温の関係もあるが、遅咲きの種が多かったりする理由だ。
ただ登山道全体を通して、山肌に満開の桜が見えたりはするのだが、登山道に桜の木が一切無かった。
非常に残念だが、馬頭刈山の桜はまもなく開花を迎えようとしていた。
都心では既に葉桜、八重桜が満開を迎えようとしていることに小さな花弁を鑑賞できる山。

記念撮影と休憩を終えて、ここから先は十里木まで下りがずっと続くのみ。
途中、通過するポイントも高明山(光明山)のみとシンプルで天然温泉を楽しみにしながらの下山である。

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一切の登りは無く、ひたすら下る。そして標高も886mから600m近く下る下山道。
私たちの所要時間は約1時間10分だったでしょうか、途中休憩を挟みながらの下山でした。
富士山が見えながらの下山だったはずなのだが、まったく姿すら見えない。
千葉県方面は雷雨があったとのことなので、雨が降らなかっただけ良かったのでしょうか。
途中、気持ち悪い涼しい風を感じましたが…それは天気の変わる予兆???

高明山(標高798m)山頂直下には、高明神社跡地があります。
山頂自体は、林の中に山頂である看板が掛けられているだけであり、存在感はゼロでした。
この神社自体は、軍道の方へ移転したらしく真新しい神社が集落に存在するらしい。
神社跡の碑と鳥居、そして附帯物のみが残るが人の手は加えられている印象はあった。

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今はネットで色んな方の登山記を目にすることが出来る。もちろん出発前に参考にしたりする。
馬頭刈尾根を縦走(多くの人が、軍道方面に下山)する人の記事を見ると「疲れた、帰りたい」多いです。
確かに最後の方は下山する作業になりつつありますね、その気持ち分かります。

白倉でも茅倉でもない、軍道でもなく最長の十里木まで下山したのは、天然温泉があるから。
それ以上でもそれ以下でもない…そうだ、秋川渓谷 瀬音の湯に入りたいから。
足を攣った人もいるはずなのにダッシュで下山している後輩たち。もはや意味不明。
下山完了!と思いきや、吊り橋を渡ってもう1回登りがあるのはフェイクでしたねwww
十里木・長岳温泉『秋川渓谷 瀬音の湯』まで直接下山する登山道があるので利用します。

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駐車場へ続くジグザグを越えると十里木・長岳温泉『秋川渓谷 瀬音の湯』に到着。
この温泉自体は、大菩薩嶺(標高2057m)の登山帰りに車で立ち寄って以来2回目となる。
登山者らしき人、そして登山者に配慮しての大型ザック置き場が設置されており、非常に綺麗な施設。
隣接する宿泊施設もあり、この日ははとバスも停まって入浴客を招いていた。

説明が前回と重複してしまうが、アルカリ性単純硫黄泉で肌当たりがヌルヌル。
美肌・保湿効果はピカイチなのですが、残念な点が1点あるのは…露天風呂は塩素消毒の匂いが鼻をつく。
それ以上は言うまでもなく最高な温泉で、涼しい風の吹く露天風呂で登山の疲れを癒しました。

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実は、十里木・長岳温泉『秋川渓谷 瀬音の湯』まで乗り入れるバスの本数は少ない。
西東京バスの十里木停留所まで歩けばいいのだが、10分程度要し林の中の散策路を進むとか…
確かにバスに乗車して十里木停留所を通過したが、結構な距離があったような。
瀬音の湯まで乗り入れたバスに合わせて出発したが、小型バスなので車内は結構混雑します。

JR五日市線武蔵五日市駅に到着し、立川行各駅停車に乗車。拝島駅で青梅特快東京行に乗り換える。
新宿駅手前ぐらいまで意識を失っていましたが、目が覚めると後輩は起きていた。
少しハードルを上げての登山となりましたが、みんな楽しんでくれたかな?
普段は単独登山が多い私ですが、久々に会話の弾む楽しい登山でした。

撮影機材:SONY α6000 / E 18-55mm F3.5-5.6 OSS
登山:平成27年04月(大岳山 標高1266m) 温泉:秋川渓谷 瀬音の湯


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by meguro2014 | 2015-04-21 00:00 | 奥多摩 |
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