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■ 【房総】 関東で一番遅い紅葉を求めて養老渓谷
2014年 11月 26日 |
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面積の広い千葉県市原市の南部は房総半島の深く内陸部にまで達します。
そこには千葉県有数の観光地である養老渓谷があり、ハイキングはもちろん養老渓谷温泉も人気。
高速道路が通っておらず、交通アクセスには良い雰囲気のローカル鉄道・小湊鉄道線の利用も良いだろう。

そんな養老渓谷エリアにある居酒屋・養老乃瀧…ではなく、養老の滝に初めて来た。
正式名称は“高滝”、地名や河川名から“粟又の滝”“養老の滝”と呼ばれる落差30mのナメ滝だ。
房総半島は温暖な気候から、紅葉シーズンも11月下旬から12月上旬と関東地方で最も遅い。
ハイキングコースとしても有名な養老渓谷エリアの紹介をしてみたいと思う。





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高滝(粟又の滝)は、千葉県夷隅郡大多喜町の養老川上流に位置します。養老川も紅葉でお化粧。
小湊鉄道線養老渓谷駅からの小湊鉄道バスが行先名に使用しているように“粟又の滝”の呼び方が一般的。
この川は麻綿原高原から粟又の滝を経由し、高滝湖に注ぐ。さらに川は北上して五井海岸で東京湾に出る。

余談になりますが、千葉県は全国47都道府県で一番最高峰の山が低い県である。
千葉県最高峰は房総丘陵に位置する愛宕山(標高408m)。次点は沖縄県の於茂登岳(おもとだけ)の526m。
不名誉と言いますか、登山する人にとっては低い山ばかりで少し物足りないかもしれません。

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高滝(粟又の滝)に到着しました。…と言いましても、入口から大した距離はありませんが。
落差30mのナメ滝は水が岩斜面を滑り落ちるような感じで迫力はありませんが…
写真を撮る人間からすると優雅で周囲の紅葉とのコラボレーションがたまらなく美しく見える。

この時期は、一眼レフこそ手に入れたが風景写真に気合いを入れる姿勢はありませんでした。
そんなこんなで午前中から一般道の車移動だったので、ランチの場所を見つけなければいけませんね。
養老渓谷は観光地ではありますが、飲食店はさほど多くないので注意。

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養老渓谷温泉郷の有名宿『秘湯の宿 滝見苑』にて猪鍋定食(¥2100)をいただいたのだが…
同じ市原市の亀山湖界隈『亀山温泉 湖水亭 嵯峨和』でいただいた猪鍋定食(¥1575)とエラい違いだ。
観光地料金な上で冷凍の肉が出て来たので、少し比較してゲンナリしてしまいました。
亀山温泉周辺も紅葉スポットとして人気があるので、いずれは紹介できればと思います。

お腹がいっぱいになったら、普段着ですがハイキングに出ようと思います。
車は養老渓谷エリア内の梅ヶ瀬渓谷入口の駐車場に停めて…いざ歩き出します!

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冬の陽は短いもので既に傾きつつあるように見えます。おまけに渓谷なので陽が入らない…
梅ヶ瀬渓谷大福山(標高292m)への登山道としても利用できるハイキングコース。
養老川の支流・梅ヶ瀬川の侵食で形成され、高さ50m近くの梅ヶ瀬層と呼ばれる侵食崖が見られる。

この渓谷の最深部には明治の教育者・日高誠實の邸宅跡があり、カエデの大木が植栽されている。
彼はこの地で理想郷を建設しようとしたが、夢叶わずこの世を去った。
渓谷の名前となった“梅ヶ瀬”も奈良の名勝地である“月ヶ瀬”に倣って命名したものだ。

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予備知識の無いまま歩いていましたが、日高邸跡の大楓の木を思わず撮影していました。
何も知らない私が、この木たちを観て写真に収めていたのだから…今見ても美しい写真です。
この時は大福山までは登っていませんが、いずれ登りがてら再びこの地を訪れてみたいものです。

日高邸跡付近の風景はあまりに美しく、一眼レフを手に入れたばかりの私は必死にシャッターを押す。
ただし、撮影技術やデジタル一眼レフ(Canon EOS-7D)を操れる技量はまだ無かった。

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水たまりに写り込んだ紅葉に対しても必死でカメラを向けていた自分がいた。
技術不足とは言え、環境が余程良かったのか今見ても頷けるような1枚に仕上がっている。
こうなると再び訪れてみたい気持ちでいっぱいになってしまう訳だ。

日高邸跡周辺の雰囲気を十分に味わったら、大福山には登らずに来た道を戻って行った。
梅ヶ瀬川の小さい流れを渡渉しながら進む訳だが、よく普段着と靴で歩いたものだ。
駐車場は梅ヶ瀬茶屋付近とその先の女ヶ倉橋を渡った奥の渓谷入口に有料駐車場がある。
登山MAPを見ると梅ヶ瀬茶屋付近の朝生原トンネルから日高邸跡分岐まで標準タイムは1時間。
往復約2時間の道のりをよく歩いたものである。

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車に戻ったら、養老渓谷温泉郷が近くにあるのだが車を走らせて木更津温泉かずさの湯へ。
露天風呂から羽田空港へ着陸する飛行機を見ながら、運動後の身体を癒す。

さらにドライブがてら東京湾アクアライン海ほたるまで。車を運転しない私は初めてであった。
三脚を立てて東京湾沿岸の夜景を撮影しようにも強風がそれを阻んだのであった。
無事に帰宅。千葉県にも富山伊予ヶ岳など小さな名山が多くあるので登ってみたいと思っている。

撮影機材:Canon EOS-7D / EF-S18-200mm F3.5-5.6 IS
登山:平成21年11月(梅ヶ瀬渓谷/大福山 標高292m) 温泉:養老渓谷温泉郷


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