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■ 【上越国境】 地獄か天国か…谷川岳日帰り登山(後編)
2014年 11月 13日 |
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~【上越国境】地獄か天国か…谷川岳日帰り登山(前編)~

厚い雲の中を抜けて絶望の中を登ってきた谷川岳。遂に双耳峰の片側、トマの耳に到達!
雲海の中に浮かぶ山頂たち。そして谷川岳最高峰のオキの耳もすぐ目の前に迫っている。
迫り来る感動を抑えて、最高峰到達を急ぐこととします。





遠く見えるようで意外に近い2つの山頂。
強風が吹く中、遂に谷川岳山頂(最高峰・オキの耳)1977mに到達します!!!
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麓からは考えられないほど青い空、そして堂々と鎮座する山頂碑。
トマの耳は薬師岳、オキの耳には谷川富士という別称があり、周囲に支峰も抱える(=谷川連峰)
鋭くそびえたった山頂の上は別世界であった。風も強いが記念撮影も程々にランチタイム。
日帰り登山の時間の無さ、しかしゆっくりと景色を楽しみながら食べることにしよう…

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同行者が用意してくれたデザートのフレンチトースト。
なかなか乙女な感じですが、野郎2人です。オキの耳直下の広めの場所で休んでおります。
目の前に広がる雲海を楽しんだり、昆虫を撮影したり。
植物や昆虫などは、また別の機会に紹介する事にしましょう☆
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天神ザンゲ岩付近からずっと一緒だった山ガール(山岳女子?)2人です。
遠く日光連山やアルプス方面もうかがえる景色に誰もが見入っていたと思います。
しかし、この雲海も山頂のみで…しかもその山頂も天候がだんだん変わりつつありました。
ランチタイムも終わったので、オキの耳→トマの耳→肩の広場と戻ることにしましょう。

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一気に世界が暗くなり始めました…そうです、死の山ですから天候はすぐに変わります。
標高2000m弱の山でありながら、中央分水嶺に位置する上越国境の山は気象が大変厳しい。
山に吹き付ける風から大量の雲が発生し、だんだん周囲の山を囲うようになってきた。

地獄だった登り始めから、山頂付近では天国に逆転しました。そして下山はまた…試練。

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肩の広場を越えて西黒尾根に入ったら、ずっとこんな調子ですもの…先が見えない。
おそらく断崖絶壁?のような場所も下が見えないから怖くもなんともない。
ちなみに西黒尾根日本三大急登に数えられる難所らしい。
日本で3本の指に入る急な登り…当然、下りにしか利用しませんよ、私なんかは。

私も持っているガイドブックによると、谷川岳は天神尾根往復で難易度ランクC
歩行時間が5時間、累積標高差が1000mを越え、登山道などの整備がやや劣る。
初歩的な岩場があるなど、やや山慣れした人向けのコースである。

天神尾根から山頂を経て西黒尾根から谷川岳ロープウェイ土合口駅へは、難易度ランクD
歩行時間が長い、標高差が大きい、やや難しい岩場がある、高山で気象条件が厳しいなど、
山慣れした人向けのコースである。…
という風になっているようだ。

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某アニメや最近の登山ブームで入門者向けの山とか言われているが誤解の無いように紹介しておく。
さて、相変わらず眺望も無く西黒尾根を下ってきました。ザンゲ岩氷河跡らしきもの?はあった。
西黒尾根にあるガレ沢のコルという分岐点で私たちは少々立ち止まり、どちらに進むか話し合った。
するとトレラン風のお兄さんが後ろから…初めてこの尾根で人に会いました。

「登る時に左の方が遠回りだけどマシだって聞いたよ!自分も行った事ないけど。」だと。
そもそもどちらの道も知らないし、この時点で西黒尾根が日本三大急登って知りませんでした。
マチガ沢出合方面へ向かう、厳剛新道を先へ進むこととした…

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厳剛新道(ガンゴウシンドウ)も相当辛かったですけど!
2回目行くか?って言われても少々ヒヨるぐらいしんどい、同行者も悲鳴を上げる。
ロードバイク・マラソン・水泳で鍛えてる彼がよろめいていました。
登山はまた別の筋肉を使いますからね、その点は私の方がダメージが少なかった。

マチガ沢出合で土合口駅と一ノ倉沢方面を結ぶ林道に合流します。
厳剛新道も最後には小さな沢と登山道が合流して道?のような状態にはなりましたが…
林道に出てホッとしましたが、こんなマチガ沢を登る人がいるなんて信じられないです。

谷川岳は日本三大岩場に数えられ、ロッククライミングのメッカとしても有名です。
それだけに事故も多くて、そこで群馬県谷川岳遭難防止条例も制定された次第です。
※昭和35年に発生した、谷川岳宙吊り遺体収容も一ノ倉沢で発生(=Wikipedia)。
登山届・登山計画書の提出が義務付けられているエリアに入る際は、手続きを確実に済ますこと。
それ以外であっても登山届のポストに登山届を提出する事、最終的には自分を守ります。

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ゆっくり林道を歩きながら、谷川岳ロープウェイ土合口駅へ無事に戻ってきました。
バスの時間まで着替えや荷物の整理を済ませてJR上越新幹線上毛高原駅までバスに揺られます。
今回は温泉も打ち上げも出来る感じではないので…新幹線車内にて静かな乾杯を♪

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谷川岳ロープウェイ及び関越交通バスの最終便は17時(利用前に要確認)となっています。
路線バスを逃した場合は、JR上越線土合駅まで徒歩で移動。こちらも終電が超早いです。
谷川岳ロープウェイを逃すと…な事になってしまいますので、余裕を持った登山計画を!

また天気の良い時に天神尾根往復でもしに来ますかね♪

撮影機材:FUJIFILM FinePix F900EXR
登山:平成26年09月(谷川岳・トマの耳 1977m) 温泉:水上温泉郷宝川温泉など


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by meguro2014 | 2014-11-13 00:00 | 上越国境 |
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